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夏なのに太る原因や解決方法まとめ

 2017/05/13 ダイエット この記事は約 9 分で読めます。 3,005 Views

夏は痩せやすいと言いますが、それでも太ってしまうのはなぜなのでしょうか?

夏は薄着になる季節ですし、海やプールでは水着で思いっきり楽しみたいですよね。夏太りの原因や改善方法をご紹介します!

夏太りが起こる原因とは?

夏太りの原因はズバリ主に3つ。基礎代謝が低い事と、水分の摂りすぎ、カロリーの取りすぎです。

温暖な気候の夏では、体が自ら温めようとしなくても体温を維持することができるため、代謝が落ちやすくなっています。また、汗をかくからと水分を余計に摂ってしまったり、夏バテ防止のためにカロリーの多いものを食べてしまったりします。

良かれと思ってしていることが、夏太りを引き起こしてしまうのです。夏は痩せやすいどころか、実は太らないように注意しなければいけない季節なのです。

基礎代謝が低い事で起こる症状

基礎代謝が低いということは、身体の燃費が良いということです。燃費が良いというと、車の場合は少ないエネルギーでたくさん走れるので嬉しいことのように思いますが、痩せたい人の場合は逆です。多くのエネルギーを必要とする身体、つまり燃費の悪い身体の方が、消費エネルギーが大きいので痩せやすい体質ということができます。

また、基礎代謝が低い状態では、エネルギーを節約するために体温を下げます。体温が下がると、冷えやすく疲れやすい身体になる他、免疫力が低下したり消化吸収が悪くなったりします。

肌も荒れて顔色も悪くなり、気分も落ち込んでストレスが溜まります。基礎代謝が低い状態では、ダイエットに悪影響しかありません。

冷えにも要注意

血行が悪くなると、冷えの症状が起こります。ちなみに、冷え性や低体温の体質の方は上の基礎代謝も低いと言うことができます。

東洋医学では、この冷えもれっきとした病気の一つとみなされていて、治療法もあります。冷えの原因は、冷たいものを食べたり飲んだりすることや薄着、筋肉不足、運動をしていないなどがあります。

冷たい食べ物でなくても、添加物や白砂糖、南国の食べ物は身体を冷やす働きがあるので注意が必要です。体温が1度上がるだけで基礎代謝は10数パーセントあがります。冷えを解消することはダイエットにおける最重要課題と言っても過言ではないのです。

冷えはむくみの原因にもなる

夏に気になるむくみの原因のひとつに、この冷えが挙げられます。夏で暑いのに冷えるわけがないと思う方もいるかもしれませんが、夏だからこそ身体が冷えてむくみやすいのです。

むくみの原因は水分です。身体の中にある水分は、ふつう血液に乗ってちょうど良い量に保たれていますが、このバランスが崩れてしまうと、水分が身体の中に多く溜まってしまいます。

こうして、主に足など身体の下の方にあるパーツに水分が集まり、太くむくんでしまうというわけなのです。夏になると、エアコンなどの冷房や、冷たい食べ物・飲み物で身体が冷えてしまい、さらに冷えたせいで汗をかかないので、身体に水分が溜まってしまい、むくみやすくなります。暑いとあまり動かなくなることも、水分が溜まる原因の一つです。

夏太りを改善する方法

①食事での改善方法

夏太りを改善するためには、まず食事を変えるのが非常に効果的です。夏太りに効果的な食べ物は、ビタミンやアミノ酸を含む食べ物、身体を温める効果のある食べ物です。また、夏太り改善のためには朝食をしっかり食べることが重要です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

②ビタミンを含む食べ物

炭水化物や脂質などの食事から摂った栄養素を、実際にエネルギーとして使って燃やすためにはビタミンの力が不可欠です。

もしビタミンが不足してしまうと、エネルギーを上手く代謝することができず、余った分は体脂肪として蓄積してしまうかもしれません。ビタミンは水溶性のものと脂溶性のもの2種類に分けることができますが、エネルギー代謝に主に関わっているのは水溶性のビタミンB群です。

主に糖質の代謝を助けるのがビタミンB1、脂質の代謝を助けるのはビタミンB2、タンパク質の代謝を助けているのがビタミンB6です。この他にも、ビタミンB群にはビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸が含まれています。

それぞれのビタミンが相互に力を合わせて働いてくれるので、ビタミンB群全体をまんべんなく摂るのが大切です。炭水化物を代謝するためにはビタミンB群は水溶性なので多少摂りすぎても問題はありません。

逆に、疲れや肩こりなどがビタミンB欠乏の症状です。身体に貯めておくことはできないので、毎日の食事で摂取しなくてはなりません。

ビタミンB群は、レバーや豚肉、青魚、未精製の穀物、卵、牛乳などに多く含まれています。

③アミノ酸を含む食べ物

アミノ酸はダイエットに必要不可欠な栄養素です。アミノ酸は筋肉や肌の材料になってくれるので、アミノ酸をしっかり摂取することで、美しく健康的に痩せることができるのです。

何種類もあるアミノ酸の中でも、アルギニン、リジン、アラニン、プロリンなどのアミノ酸には高い脂肪燃焼効果があるとされています。

これらのアミノ酸は、豚肉や鶏肉などの肉類、カニやカツオ、あさりやしじみなど魚介類、牛乳やチーズ、大豆などに多く含まれています。

ちなみに、アミノ酸はタンパク質が分解されてできるものなので、タンパク質を摂れば体内でアミノ酸へ分解されます。

つまり、タンパク質を多く含む食べ物を摂っても同じような効果が得られると言うことができます。健康を意識している人こそ、野菜や果物を多く摂っていてもタンパク源は不足しているというケースがよくあります。

アミノ酸が不足すると、痩せないばかりでなく、肌や髪がぼろぼろになったり筋肉が減ってリバウンド体質になったりするので注意しましょう。

④体温を上げる食べ物

体温が下がると基礎代謝が下がってしまうので、逆に食べ物で身体を温めると基礎代謝アップに効果的です。

根菜や北の地域が原産の食べ物は身体を温める働きがありますが、特に大きな効果を持っているのは辛い食べ物です。唐辛子やショウガが入った食べ物を食べると、身体がポカポカ温かくなりますよね。

唐辛子やシシトウにはカプサイシン、ショウガにはショウガオールという身体を温める成分が入っています。こうした食品を摂ることで、身体の内側から温まることができ、体温アップ・基礎代謝アップに繋がるのです。

⑤朝食は抜かない事を心掛ける

良く言われることですが、朝食は抜いてはいけません。食事が減ると、身体がエネルギーを節約しようとして基礎代謝が下がってしまいます。

朝は、寝起きで身体が空っぽの状態なので、朝食でエネルギーを摂らずに活動するのはNGです。また、食事と食事の間隔があくと、余計食欲が増してしまうので、回数は少なくても一日のトータルの食事量が多くなる傾向にあります。

朝はあまり食欲がないかもしれませんが、少しでもいいので食べて栄養を補給してください。朝ごはんを食べると食べないとではその日の代謝量は大違いなのです。食べることで、逆に痩せやすい身体になることができます。

⑥運動(ハードな運動は不要)

基礎代謝を高めるためには筋肉を鍛えるのが効果的ですが、基礎代謝のうち筋肉が占める割合は実はそんなに多くはありません。

筋肉を鍛えるためには、ハードな筋トレなどの運動をしなくてはなりませんが、基礎代謝を上げるためにはそこまでハードな運動は必要ありません。

基礎代謝の3割近くを担っているのは肝臓で、その肝臓の働きを高めるためには、血行が良くなる程度の有酸素運動で十分なのです。筋肉量が多くなくても、肝臓の働きを高めることで基礎代謝の向上が期待できます。

⑦基礎代謝を高めるストレッチ

基礎代謝を高めるためにはストレッチも有効です。ストレッチをすると、身体の可動域が広がり、より多くの筋肉を使えるようになります。

また、ストレッチによりリンパ液や血液のめぐりが良くなるので、新陳代謝が向上します。一日の始めである起床後にストレッチをしておくことで、その日はずっと脂肪の燃えやすい痩せる身体で過ごすことができます。ストレッチをするのは、入浴後の身体が温まったタイミングでも効果的です。

お風呂に入って筋肉がほぐれ、血行も良くなっているのでストレッチの効果が出やすく、基礎代謝の向上に適しています。また、運動を行う前にストレッチを行うと、その後の運動で脂肪燃焼しやすくなりますし、ケガを予防することもできます。運動後にもストレッチを行えば、筋肉痛を防ぎ、疲労回復しやすくすることもできます。

⑧充分な睡眠

夏太りにならないためには、睡眠をしっかり摂ることも忘れてはいけません。睡眠時には、痩せホルモンとも呼ばれる成長ホルモンが多く分泌されます。

成長ホルモンは、脂肪を分解したり、筋肉や肌の細胞を補修してくれたりする働きをもっています。眠りについてから数時間後に、成長ホルモンが多く分泌されますので、いかにスピーディーに深い眠りにつけるかが勝負です。

日本の夏は蒸し暑いので、寝つきが悪くなってしまうこともあるかと思います。エアコンなどの冷房や冷却グッズをうまく活用して、快適に眠ることができる環境を作りましょう。

冷感作用のある寝具やパジャマを利用するのもおすすめです。部屋をできるだけ暗くする、寝る前にスマホやパソコンの明るい画面を見ないなどの工夫も重要です。成長ホルモンの分泌が低下すると、太りやすくなるだけでなく、疲れが回復しなかったり身体の調子が悪くなったりします。夏でも睡眠不足にならないように気をつけましょう。

漢方薬もおすすめ

漢方薬は代謝を高めるサポートをしてくれます。

漢方薬は自然由来の成分を使用しているのでカラダへの負担が少なく、薬を敬遠する人でも安心して取り入れてもらえるダイエットサポートアイテムです。

特に防風通聖散は脂肪の分解や燃焼に効果抜群です。

脂肪燃焼効果の高い褐色細胞にも働きかけてくれるので燃焼効果の増大が期待出来ます。

しかも防風通聖散は基礎代謝を上げるだけではなく便秘の改善にも効果的です。

むくみや便秘、どちらかに当てはまる人にはおすすめです。

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まとめ

夏は意外と太りやすい季節。薄着になれば、腹や腕、太ももやおしりなど、身体のあちこちについたお肉はまわりの人にモロバレ!夏太りの原因は実は些細なことばかり。今の生活を見直して、夏太り解消のためにプチ努力していきましょう。

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